
優しく降り続く雨の街で、私は真実を知る
さらさらと私の頭上に降り注ぐ雨が、傘を濡らす。
冒頭部分より
私が生まれてからの記憶で、この雨が止んだことは一度もない。歩きながら水で満たされた空を見上げ、すぐに前を向く。ここをまっすぐ行った突き当りの店で、幼馴染であるカイトと待ち合わせをしている。相変わらずの雨がもし止むことがあったなら、それはいつだろうか。くだらないことを考えていたら何かにつまづいた。
作品概要
空色ワンライ12回目
お題…「時計」
★途中で雨が止むこと
★なにか重要なことを告白すること
天野蒼空様の【空色ワンライ】という企画に参加させていただきました。
お題に沿って1時間で書きました。
※登場人物は架空の名前であり、実在の人物とは一切無関係です。